高齢者ケアの心強い味方

介護施設の入所はケアマネに相談するべし!

介護施設への入所を検討する要介護者にとって、一番の悩みは施設の見つけ方でしょう。高齢化社会と言えども、一般的には介護業界に精通している人はそう多くはいません。介護職に従事していない限りは、施設ごとの違いや特色を把握している人はいないと言えるでしょう。

したがって、そんな人たちのために、適切な施設を探したり、一人ひとりに合ったケアプランを練る人材として、ケアマネが存在します。ケアマネは介護に関するスペシャリストであり、介護を必要とする人の要介護認定を行う他、地域の介護施設のことを熟知しているので、相談すればヒアリングを基にケアプランを立てて、それにマッチした介護施設を紹介してくれます。

施設には様々な種類があり、知識がないとどの種類の施設が相応しいか悩みます。しかし、重度の要介護認定者であれば特別養護老人ホーム、認知症であればグループホーム、自立に近いがホームヘルパーの手を借りながら生活をしたいのなら有料老人ホームといったように、ケアマネに頼れば、利用者ごとに適した施設がどこであるのかを判断し、入所までをサポートしてくれます。

介護士のように表立って介護現場で取り上げられる機会はケアマネにはありませんが、縁の下の力持ちのように介護を必要とする方に寄り添ってくれる職種です。ですから、「介護のことで困った」ということがあれば、包括センターを通して相談してみると、プロ目線で適切なアドバイスを受けられるはずです。